2012年2月2日木曜日

フランスの小さな町の図書館

娘のYukiです。

日本と同じく、こちらフランスも、全国各地で冷え込みが激しく、パリは日中でも氷点下だとか。
私のいる南フランスも、珍しく寒さが続いています。
全国各地が悪天候でも、ここだけなぜかお天気が良いのが自慢~!っと良く耳にするのですが、さすがに週末から週明けにかけて、雨降りの日々が続きました。
昨日今日は清々しい晴天です!

さてさて、先週まで夫の実家のあるアルプス山脈のふもとの町、Saint Jean de Maurienne(サンジャン・ド・モリエーヌ)に滞在していたのですが、ここが本当に田舎町!
町中の人が知り合いっといっても過言ではないくらい。
「あらまぁ!あなたTOKYOから来たの~!?退屈でしょ、この町だったらぁ~。」
なんてことをしばしば言われていましたが、「はい、退屈な町です!」なんて返事ができる訳もなく…笑

小さな町だけれど、お気に入りの場所ができました!
図書館!です。
小さな町だけれど、立派なモダンな2階建ての図書館。
広々していて、大人向けの本の数の少なさが益々目立ってしまっているのですが、子供向けの本や絵本は充実しています!
雰囲気もかわいいし、お昼過ぎの人が少なそうな時間帯にここでのんびりするのがお気に入りでした。
お昼過ぎはほぼ貸切状態!
午前中は、かわいらしい生意気そうなおしゃまな幼稚園生が先生に引き連れられてどばぁぁぁ~~~うじゃうじゃ~~~っといて、ちょっと居場所がなくなってしまうので…笑
チビちゃん達に混ざって絵本を読むのも楽しいのですが!


予定のない日はこの図書館に行き、絵本を読んだり、勉強コーナーの日差しの入る窓際の机で書き物をしたり。
絵本コーナーに散りばめてある色とりどりの様々な形のスポンジの椅子に、不安定な状態を上手にコントロールしながら(大人用ではないのは確実…)、たくさんの絵本を読みました。

Laure Igami(ロール・イガミ)という題名の絵本は不思議な絵本でした。
ロール・イガミという日本の紙(和紙のことでしょうか)でできた女の子のお話。
ぺランと薄っぺらい紙でできたロールちゃんは、本棚で退屈のあまり、ある日旅に出る~というお話です。
なぜ日本の紙なんだろ…。不思議な名前だし、不思議な絵だけれど、印象的な絵本でした!



今私がいる南フランスにあるAntibes(アンティーブ)の町にも、大きな近代的な建物の立派な図書館があります。
ここは本、絵本、雑誌、CD、DVDと様々な文献や書物が充実しています。
絵本コーナーは木材と赤が内装のポイントとなっている温かい空間。
また絵本をご紹介しますね!
こっそり写真も撮れたら一緒にご紹介しますね!
(サンジャン・ド・モリエーヌの図書館は貸切状態で撮影し放題!でしたが。)

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