もう一つ、スウェーデンからの物語を。
第2次世界大戦が始まる頃、ユダヤ人の子どもたちを救うためにスウェーデン政府は里親を募り、約500人の子どもたちがドイツやオーストリアからやってきました。そのうちの二人の姉妹の、終戦までの史実に基づいた話です。
戦闘や収容所の惨いシーンが描かれることなく、4巻で6年間の姉妹のスウェーデンの離島での暮らしを描きます。
二人の戦後はどのように進むのでしょう。
ステフィとネッリの未来に幸多かれ!、と祈りながらページを閉じたときの幸福感ったらなかったな。
アニカ・トール著。訳者は菱木晃子さん。
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